2008年6月11日水曜日

Back To Mine




日本滞在歴35年のレジェンドに銀座の‘‘トリギン‘‘で奢ってもらった。ミシュラン1.5スターと言い張るこのオヤジはみんなをここに連れてくる。うまい店は星の数ほどあれど、ここが好きなんだろう、しかも他の新しい店舗はダメだ、ここしかダメだと言ってる、外国人の95%はここが好きだとも言っている。みんな「エー??」って思ってんだろう。

物の価値は実際の原価と人々がいくら払ってもいいかの気持ちで決まる。価値があると思われれば買われるし、価値がないと思えば売られる。実際の価値と、定義はむずかしいが、と人々が払っていいと思う価値が背離して高くなればそれはいわゆるバブルだろう、上がった物は下がる、下がった物は上がる。

赤坂界隈の中華で麻婆豆腐を食いまっくったが、最近一店だけやられた店がある、同源楼。ランチで食べたが今までに食べた事がない味だった、前菜の処理、杏仁豆腐も丁寧な仕事、そしてなによりCPが良い。このクオリティで¥800って、最高。 ¥1500ぐらい場所によっては数倍のイメージは抱いていた。店員は無愛想でお会計の時、一言だけ「800」と言われたのにも驚いたが(笑)女性はこういった感覚が鋭いのでお客はほとんどがお姉さま達だった。

高級店で食べた¥10万の飯がどんなだったかまったく覚えてないのに、少年野球でコーチに奢ってもらった王将のチャーハンはいまでも忘れられない。仮にどんなに稼いでも行くだろう。Back to mineでしょう。

人々が高すぎるんだよ~って思っている物の価格は破たんすると思う、現在、カラ売りの買い戻しも入って上がりまくっている物の相場は下がると読んでいる。

0 件のコメント: