2011年8月22日月曜日
圓の戦争
NHKの「圓の戦争」を見ましたが、非常に興味深かったです。
朝鮮・満州・台湾など、当時の植民地に中央銀行を設立し、
それぞれ「朝鮮銀行券」「満州中央銀行券」「台湾銀行券」
などを印刷していて、最終的には、資産的な後ろ盾のないまま、
現地で大量の紙幣を発行することで戦費を調達していたという内容。
当然、戦地は凄まじいハイパーインフレになり、物価が高騰して、
20代の男性でも餓死したと年配の中国人が怒りまじりでインタビューに
答えていた。
日本軍がこんなファイナンスを使っていたとは知らなかった。
しかし、どう考えても返済ができない額の債務残高がありながら、
国債を発行しつづける政府。復興債、日銀引き受けなど無秩序で
その場しのぎの考え方は、今も昔も変わらない気もします。
NHKの番組が確実に面白いと思ってます。オヤジですね。
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