2009年12月13日日曜日

フジサワシュウコウ


先ほど、テレビをつけたら
NHKで今年亡くなられた


棋士の藤沢秀行を特集した番組が
やっていた。


親父からお前の名は‘‘藤沢秀行‘‘から取ったと言われてた。


著名な囲碁棋士ぐらいの認識しかなく、詳しく知らなかったし、


あまり気にとめてなかった。


子供の頃などは、もっとウェスタンナイズされたクールな名前を


つけて欲しかったとか言ってた時もあった。


そういえば、どんな人物だ?と思い全部見たが、




『ウィキペディア(Wikipedia)』からの抜粋で描写すると、



棋風は豪放磊落であり、厚みの働きを最も良く知ると言われた。


ポカ(うっかりミス)で好局を落とすことも多かったが、


「異常感覚」とも称される鋭い着想を見せ、「華麗・秀行」とも呼ばれた。


盤上での活躍の一方、盤外では酒、ギャンブル、借金、女性関係など


破天荒な生活でも有名。癌の手術以前はアルコール依存症の禁断症状と戦いながらの


対局を重ねていた。こうした「最後の無頼派」とでも称すべき藤沢の人柄を愛する者は多く、


政財界に多くの支持者を抱えるほか、日中韓の若手棋士からも非常に尊敬されている。



エピソード



  • 父は相場師として名を挙げた人物で、賭博にも熱中したが囲碁でも三段の免状を持っていたとされる。



  • 多額の借金を抱えていた時期の第2期棋聖戦では加藤正夫に1勝3敗と追い込まれ、第5局開始前には「負けたときに首を吊るため」枝振りのよい木を探しながら対局場に向かったという。この碁で藤沢は一手に2時間57分という記録的な大長考を払った末、加藤の白石を全滅させ気迫の勝利を収めた。



  • 女性関係も派手で、愛人の家に入り浸って自宅に3年もの間帰らなかったこともあった。用事ができて帰らなければならなくなった際、自宅への行き方がわからず妻を電話で呼び出して案内させたという。



  • 酔っぱらったら女性器の俗称を連呼する悪癖があり、鄧小平と面会した際、あろうことかベロンベロンに酔っぱらっており「中国語ではおまんこのことを何というのだ」と執拗に絡み、面会は途中で中止となった。



  • 競輪で250万円の車券を1点買いしたが惜しくも外れ、競輪場で観戦していたときに金網を強く握りすぎて菱形にひしゃげてしまい、「秀行引き寄せの金網」としてその競輪場の名所になった



  • 棋聖戦6連覇の間に借金のために自宅を競売にかけられたが、「最善手を求めて命を削っているから、借金も女も怖くない」と語った



などなど、


こんな面白い人だったなんて、、、(笑)



こんな年になって、今更ながら気に入った。


著書についても読んでみようと思う。





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